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ソファの配置をオシャレにひと工夫!狭くても快適にソファを置くリビングレイアウトのコツ

ソファの配置を
オシャレにひと工夫!

狭くても快適にソファを置く
リビングレイアウトのコツ

1.テレビとベランダの位置から考えるソファ配置レイアウト5選

1.I字型パターンのソファ配置

最もスタンダードなソファ配置は、リビングテーブルを挟んでテレビと平行にソファを配置するパターンです。このパターンには2つ選択肢があり、1つは壁付けでソファを配置する方法、もう一つはソファと壁の間に通り道を作って配置する方法です。ソファと壁の間に通り道を作ることで、テレビの視聴を妨げずにリビングを行き来することができます。

2.L字型パターンのソファ配置

コーナーソファやカウチソファを使うと、L字型パターンのソファ配置が実現します。L字型パターンの配置のいいところは大人数が一度に座れることです。スポーツ観戦など、会話しやすくとても盛り上がるソファ配置です。また一人がテレビを見ているときも、もう一人がカウチに寝そべって携帯を見る、ノートパソコンを開くなど別作業がしやすいという点もL字型パターンの配置のいいところです。この配置はスペースが必要になりますが、視線が交わりやすくリビングで会話が弾みやすい配置とも言えます。

3.テレビ斜めに置いた場合のソファ配置

キッチンやベランダ、窓、間取りなどとの兼ね合いで、テレビを斜めに置いた場合のソファ配置です。ソファをダイニングとの間仕切りのような形で配置する場合もありますし、I字型パターンの応用編のような形で配置する場合もあります。この場合の注意点は、長くテレビを見続けた場合に首が疲れてしまわないように、高さや方向、カウチソファを検討するなどソファの角度を調整することです。ソファを極力小さくし、スツールやビーズクッションなどをプラスするのも良いかもしれません。

4.対面のソファ配置

対面のソファ配置は、応接間や会議室など会話・会議が中心の部屋のレイアウトです。ソファを対面になるように配置し、テレビはソファと直角の位置に配置するため首を横に向けないとテレビを見ることができません。テレビは少し見にくいですが、その分会話がしやすいソファ配置となります。

5.コの字のソファ配置

大きなお部屋でテレビを囲むようにソファを配置するパターンです。この配置はパーティールームなど、大人数で会話を楽しんだり、スポーツ観戦したりする場合に適しています。ソファの前後にスペースが必要なため、広いお部屋におすすめのソファ配置です。

2.テレビよりパソコンやプロジェクター派!におすすめのソファ配置レイアウト3選

1.デスクトップPC派のソファ配置

デスクトップパソコンを所有している方のほとんどは、PCデスクがあってパソコンに向き合うスペースがしっかりと確保されていることでしょう。この場合、ソファはくつろぐためのスペースとなりますので玄関やベランダ、洗濯機など音の近い場所とは距離をあけて配置するのがよさそうです。ソファのタイプはカウチソファなどごろんと寝ころべるタイプのものがおすすめです。

2.ノートPC派のソファ配置

ノートパソコンを所有している方は、リビングテーブルを前に床に座り、ソファの座面を背もたれにするなどして使うという方もいらっしゃいます。パソコンを使用される方に多い配置ですが、この座り方だと腰に負担がかかり長時間は向き合えないことが多いです。もしソファに座ってノートパソコンをリビングスペースで使いたい場合は、差し込み式のリビングテーブルをソファと組み合わせてレイアウトするのも良さそうです。床に座りたい場合は、脚がなく座面にもたれかかりやすいソファもおすすめです。

3.ダイニングテーブルでパソコンをする方のソファ配置

ダイニングテーブルでノートパソコンを開くという方もいらっしゃるかと思います。この場合も1と同じく、ソファはくつろぎのスペースとなりますので、ダイニングとはしっかり空間を離してマインドリセットできるレイアウトをおすすめします。特に気を付けるべきは音。静かでゆったりできるスペースづくりを目指すと、心にも身体にも心地よい空間が出来上がります。

3.後悔しないソファ配置・レイアウトのチェックポイント

1.テレビの位置が逆光にならない

昼間にテレビを見るご家庭は、テレビの裏側から陽が差し込むとテレビが見にくくなってしまいます。テレビはベランダと近い場所に置かないように注意しましょう。逆に、昼間は留守にしていてほとんどテレビを見ないというご家庭では気にする必要はありません。

2.ベランダやドアの導線の邪魔にならない

ベランダや部屋の出入り口のそばにソファを置くと生活導線の邪魔になってしまいます。出入りや移動を妨げないような位置に置くことをおすすめします。

3.テレビとソファが近すぎない

テレビとソファが近すぎると、視聴において目に悪影響が出たり、首が疲れてしまったりして長時間の視聴が楽しめないことがあります。 映画やスポーツ観戦など、長時間の視聴も楽しめるように40インチ前後のテレビであれば1.5〜2mくらいの距離を開けてソファを配置しましょう。また、テレビボードとソファの高さも意外に大事です。 目線の高さとテレビの位置が水平に近い状態になるように座面を調整しましょう。

4.窓やベランダ、入り口に近すぎない

窓やベランダにソファが近すぎると、直射日光が当たってソファの劣化につながります。特にソファの素材が合成皮革だと雨や日差しの力で劣化が早まります。基本的にソファは布や革でできていることが多いので、直射日光には当たらない場所に置くのがおすすめです。

5.キッチンに近すぎない

ソファはPCスペースとリビング、ダイニングとリビングなどの間に置くことによって空間の仕切りとしての役割も果たしてくれます。しかしキッチンに近すぎると油や水分などがソファに付着し、劣化や汚れの原因となります。もし近くに置く場合は、マルチカバーやブランケットなどをかけてお手入れしやすいようにしておきましょう。

6.テレビの視聴導線を妨げない

リビングの生活導線とテレビの視聴線が直角に交わる場合、テレビの視聴中に前を通ると「邪魔だよ!」と気分を害してしまうことがあります。そのようなことのないように、ソファの後ろ側に人の通り道を作っておくと家族みんなが生活しやすくなります。限られたリビングスペースでソファの後ろ側に導線を作ることは大変かもしれませんが、もしソファ選びの段階でサイズが測れるようであれば、お部屋の広さや座面の幅を計算することでレイアウトを工夫しましょう。

7.コンセント位置をチェック

意外と見落としがちなのがコンセントの位置です。最近はスマートフォンを充電しながら見る方も多いので、ソファに寝ころんだとき、頭の位置に充電できるコンセントがあるかどうかはチェックしておくと便利です。リビングでノートパソコンを開く場合も同様です。レイアウトを先にしてしまうと充電のために延長コードが必要になることもありますので、コンセント位置を中心にソファ配置を考えましょう。

8.エアコン位置をチェック

ソファはくつろぐためのスペースですから、温度管理も重要なポイントです。
エアコンの風が直接当たってしまうと寒すぎたり暑すぎたり乾燥したりして体調を崩す原因となってしまいます。またソファ本体の劣化も早まります。
エアコンの風が直接当たらない位置に置けるとベストです。エアコンの直下に置かざるを得ない場合は、エアコン側で風の出方を工夫できますので直接風が当たらないように調整しましょう。

4.狭いリビングを活かす!空間を上手に使う簡単ソファ配置

1.スツールやオットマンを上手に使う

カウチソファを置きたいけれどスペースが心配…。そんな時はカウチソファのカウチ部分をオットマンやスツールにして移動できるようにすると可動域ができてリビングの使用目的に合わせてレイアウトが変更できます。
大人数になったときもオットマンやスツールをソファから少し離して座ることができるので、一般的なカウチソファよりも多くの人たちが座ることができます。

2.生活導線を確保してテレビ視聴やゲームの邪魔をしない

ソファは大きな家具なので、その大きさがかえって邪魔に感じてしまう場合もあります。快適なソファ配置を実現するには、人の通り道をしっかりと確保しながらレイアウトを考えましょう。特にTVでゲームをするご家庭では生活導線を確保せずにソファを配置してしまうと小さなトラブルの原因にもなります。家族それぞれがくつろぎの時間を楽しく過ごせるように座面や背もたれの高さを測ってからソファ選びをすることが大切です。

3.大きめソファは色で圧迫感を減らす

「限られたスペースだけれど、夢だった大きなソファを置きたい!」そんなときもあると思います。その場合は壁や床の色と同じ系統の色を置くことで圧迫感を減らすことができます。黒や濃い茶色をベースにしたお部屋では黒のソファー、ナチュラルで白やパステルカラーがメインのお部屋では白に近い色のソファーを置くと存在感や圧迫感が少ないソファ選びができるでしょう。現在すでにお部屋のベースカラーと反対色のソファがあって存在感が気になる場合は、マルチカバーやブランケット、クッションなどで色のグラデーションを作ってあげるとスタイリングでカバーができます。

4.ビーズクッションは立ち上がりに苦労する・劣化が早いデメリットも

スペースがない場合にソファをビーズクッションに変えるという選択肢もあるかと思います。特にお子様がいらっしゃるご家庭ではおすすめの選択肢です。
ビーズクッションの利点はスペースを取らないことと、移動やお手入れ、お部屋のお掃除がしやすいことです。一方でデメリットは基本的にひとつに一人しか座れないことと、へたりや劣化が早く、定期的にビーズをつぎ足してメンテナンスをしなければならないことです。また、座っていただくとわかりますが意外と沈み込みが深いため、立ち上がるときには前身の筋力が必要となり高齢の方にはおすすめできません。お客様をお招きする場合もビーズクッションはカジュアルなのでおすすめできません。

5.まとめ

いかがでしょうか。テレビ視聴だけでなくゲームの視聴導線、携帯やパソコンとのコンセント導線、エアコンの風や直射日光など意外と置き場所には限定条件があることがお分かりいただけたかと思います。それでもリラックスできる家具としてソファはなくてはならないものです。ぜひ快適なソファ配置のご参考にしていただければ幸いです。

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